ホワイトペーパーの作成代行会社の決め方とは?外注費用の相場と内製との違いを紹介

whitepaper-creationagency

webマーケティングにおけるホワイトペーパーの需要が増えていく中で、作成代行を行う企業も増えてまいりました。
この記事を読んでいる方の中には、内製と外注のどちらにするのかや作成代行先の企業選びで悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

この記事では、作成代行を依頼した際の相場や会社選び、外注と内製の違いや注意点などを詳しくご紹介していきます。作成代行について知りたい方は、是非参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 作成代行の相場
  • 会社の選び方
  • 依頼時の注意点

ホワイトペーパー作成代行(外注)の相場はいくら?

執筆日の2021年11月17現在、ホワイトペーパーの作成代行を行っている企業の費用感を確認してところ、おおよそ1冊(5P~10P)で20~30万円程度が相場のようです。

ただし、イラスト作成やインタビュー・調査の有無などによって全体費用は増減しますので、あくまでも“ベーシックなホワイトペーパーを作成した場合”と考えた方が良いでしょう。

ホワイトペーパー作成代行会社の選び方

ホワイトペーパーの作成代行会社を選ぶ際は、「依頼する目的」を明確にし、各企業の「作成実績」を基に選定しましょう。

企画から依頼するのであれば、初回ヒアリングの段階で様々な提案をしてくれる企業を選んだり、デザインのみをお願いするのであれば作成実績のクオリティやスケジュールに重点を置いて選んだりと、事前に外注する目的を明確にして、依頼する企業に対して重視するポイントを決めておくと良いでしょう。

また、作成実績以外にも、ホワイトペーパーの作成会社であれば、Webマーケティングの一環で自分たちが運営するサイトでもホワイトペーパーを掲載していることが多いはずです。

実際に掲載しているホワイトペーパーがどんなものなのかを確認することで、その企業の作成能力をある程度推し測ることが可能かと思います。

WPサービスページ遷移

外注と内製はどちらがいいのか

次に、外注と内製はどちらが良いのかについて紹介します。
結論としては、会社内に作成経験者あるいは作成するスキルを持っているかどうかで大きく変わります。もし作成するスキルを持つ経験者がいるのであれば、言わずもがな内製で作成することが理想的です。

反対に、以下のような悩みがある時は作成代行会社への外注を視野に入れましょう。

  • ホワイトペーパーの作成に関するノウハウがない
  • 作成する能力はあるが、リソースや業務優先度の問題で作成できない
  • 自社の作成スキルに限界を感じていて、新しい知見が欲しい

自社にノウハウがある場合は、ホワイトペーパー作成に関する知識がある方をチェック担当者として挟むようにしましょう。
作成代行会社とすり合わせつつ作成を進めることで、双方のノウハウを生かした質の高いホワイトペーパーに仕上げることが出来ます。

作成代行会社へ依頼する前にやっておくべきこと

things-to-do

より良いホワイトペーパーを出来るだけ早く作成するためには、作成代行会社へ依頼する前にやっておくべきことがあります。
それは、クライアントの業界とペルソナの理解に役立つ情報を事前に揃えておくことです。

作成代行会社がホワイトペーパーの作成依頼を受けた時に、一番難易度が高く時間がかかるのは、クライアントの業界とペルソナの理解です。
この2つの要素をどこまで短期間で落とし込めるかが最終的なホワイトペーパーの質、スケジュールに大きく影響します。

そのため、ホワイトペーパーの作成を依頼する際は、事前に情報を整理してまとめておくと、スムーズに作成を進む可能性が高くなります。

理解に役立つ情報①:作成済みの自社ホワイトペーパー

過去に自社でホワイトペーパーの作成している場合は、自社資料のイメージを伝えるために共有できる形にしておきましょう。
デザインやライティングのテイストの他、既にどのようなホワイトペーパーがあるのかといった企画部分にも役立ちます。

もし自社で作成してない場合でも、イメージが近い他社のホワイトペーパーを共有することでレイアウトやデザインイメージを伝えられるので、事前に探しておくとスムーズに進められるかと思います。

理解に役立つ情報②:ペルソナが抱えている課題・悩み

ペルソナが抱えている課題や悩みに関しては、作成代行会社でも対応自体は可能です。
しかし、業界を知らない分、対応に時間がかかりますし、業界やペルソナの知見がある依頼企業側でやるよりはペルソナに対する理解の深度が浅くなりがちです。

そのため、どのような悩みを持つペルソナにどんな情報を届けたいのかを出来る限り明確にしておくことをオススメします。
もしこの段階で明確に出来ない場合は企画段階から併走してくれる企業に依頼しましょう。ヒアリングと提案を重ねて、ペルソナの明確化をサポートしてくれるはずです。

理解に役立つ情報③:サービスを取り入れることによるペルソナのメリット

ペルソナ理解だけでなく、サービスに関する理解も依頼側の方に知見があります。そのため、役立つ情報②と共にあるとサービスを取り入れることによるメリットも出来る範囲で明確にしておきましょう。

作成する際に意識しておきたいポイントは以下2点です。

  • 役立つ情報②との整合性がとれているかどうか
  • ペルソナにとってのメリットになっているかどうか

その他にも、競合と比較した際のメリットもあると、作成代行会社のサービス理解に役立つので併せて準備しておくとより良いかと思います。

もし質の高いホワイトペーパーを出来る限り早く仕上げたいという思いがあるのであれば、上記のような資料は事前に用意しておきましょう。

WPサービスページ遷移

作成代行会社へ依頼する際の注意点

事前に作成フローとスケジュールを確認しておく

事前に作成フローとスケジュールを確認することはどんな業務でも大事な事ではありますが、ホワイトペーパー作成においては特に重要です。
ホワイトペーパーは内容だけでなく、構成やデザインといった”どう見せるのか”といった部分も全体のクオリティに関わるポイントです。

もし、細かく確認できなかった場合、後から大幅に修正することになったり、内容から考え直すことになるなど、予定していた作成スケジュールに遅れが出てしまう場合も考えられます。そのため、どの段階でどの程度のものが確認できるのかは必ず事前に確認しておきましょう。

作成者と直接コミュニケーションが取れるのかを確認する

作成代行会社に依頼する場合は、実際に作成業務にあたる作成者と直接コミュニケーションがとれるかどうか確認しておきましょう。
間に人を挟めば挟むほど伝言ゲームとなり、初回のヒアリングや修正依頼の内容がボヤけてしまうことがあります。その結果、伝えていたことがうまく反映されていなかったり、本来の意図とは異なるものが出来上がったりと中々作成が前に進まない可能性があります。

作成後の目的・目標まで考えてくれているか

ホワイトペーパーは、作成することが目的ではなく、作成物を読んだ読者からの問い合わせや契約といった目標が存在しているはずです。
そのため、作成代行会社を選ぶ際は、その目標に対して一緒になって考えてくれているかも大事なポイントです。

目標を考慮してくれる企業であれば、初回のヒアリングの段階から「目標達成を考えるとこっちの課題解決の方が良さそう」や「目標数値を考えると1冊だと難しいため、課題別に複数のホワイトペーパーを用意しましょう」といった目標達成に向けた根拠のある提案を伝えてくれるはずです。

Appmartではホワイトペーパーの企画段階からサポートしております

ホワイトペーパーの作成を行っている企業の中でも、ホワイトペーパーに関する考え方や作成の進め方、細かい業務領域は様々です。
記事で紹介したポイントを参考に事前に確認しておくべきポイントは必ず確認しておきましょう。

ホワイトペーパーの作成代行は弊社でも承っております。企画段階の相談からスピード納品の相談まで幅広く対応しておりますので、ホワイトペーパーの作成を検討中・お困りの企業様はご相談頂ければ幸いです。

WPサービスページ遷移
瀧晃一

記事の投稿者: 瀧晃一

Appmartで営業を担当しています。 コンテンツマーケやSEOを通して、クライアントのお役に立てるよう励んでいます。 出勤前のサウナと出勤後のビールでアイデアを活性化させています。

WPサービスページ遷移
↑