コンテンツマーケティングのツールはどのようなものを使用していますか? Web接客の仕組みであるコンテンツマーケティングを最適化していくには、定期的な分析・解析による改善策を出し、実行していくことが必要です。今回は、競合分析やレポート作成、キーワードニーズの抽出など様々なタイプに特化したツールををいくつか紹介します。
もくじ
①自社・競合サイト分析「シミラーウェブ」
シミラーウェブはサイト分析に特化したマーケティングツールです。自社サイトだけでなく競合サイトの分析もできるため、競合サイトの施策の調査をしつつ、自社サイトの状況と常に比較しながら戦略を進めていけます。
基本的に見ておきたい、アクセス解析やトラフィックのソース元や流入先、人気ページの調査が可能です。最大で5つのドメインを比較できるので、競合サイトが多い場合は他社の動きを把握しやすくなるでしょう。
他に、レポート作成機能やモバイルアプリに対する分析機能もあり、モバイル展開しているサイトにとっておすすめです。
Google拡張機能の無料版もあるので、有料版の導入検討前にぜひ試してみてください。
- 都度見積もりを行っているため会社ごと利用範囲によって異なる
②簡単・シンプルなレポート自動作成「KOBIT」
KOBITは、Google AnalyticsやSearch Consoleのデータをもとに分析し、改善案のレポートを自動生成してくれるツールです。レポート作成に特化しているので
- 「自分のデータ分析で結果や改善案が出せているか不安」
- 「レポート作成に時間を取られたくない」
- 「ツールの操作性がシンプルでレイアウトも見やすいものが良い」
と考えている担当者の方におすすめです。
コンテンツマーケティングは中長期的な戦略になるので、こうしたレポートや改善案の定期的な提出・共有は社内外で必須でしょう。KOBITのレポートを元に、今まで気づかなかったことを発見できるかもしれません。クライアントや社内でよくレポートを使っている場合はKOBITで費用対効果が出せるでしょう。
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1レポート:5,000円/月
③プロ仕様のレポートを生成「トラストモニター」
レポート作成に特化しているトラストモニター(TrustMonitor)は、Google Analyticsを導入していれば解析レポートを作成できるアクセス解析レポート作成ツールです。“プロ仕様のレポート”とうたっているだけあって、膨大なデータを見やすくまとめています。
「過去との比較」データでコンテンツを評価し、様々な切り口で「セグメント」したデータを抽出。そのうえで、レポートに対するネガティブ・ポジティブをまとめた項目を用意し、改善点に気づきやすいページ設計にしています。
レポートの内容は、プレゼンテーションや社外提出を想定したパワーポイント形式で生成されるため、自社でオリジナルのページを差し込みたい場合に便利でしょう。
KOBITもレポート作成ツールですが、よりプロ仕様でかつ解析、改善点の提案が細かいタイプと考えてください。
- 1サイト:29,800円/月 (29,800円/1レポート)
- 3サイト: 74,400円/月 (24,800円/1レポート)
- 5サイト:99,000円/月 (19,800円/1レポート)
- 10サイト:149,800円/月 ( 14,980円/1レポート)
- 20サイト:196,000円/月 ( 9,800円/1レポート)
④ニーズを細かく抽出「キーワードマップ」
キーワードマップ(Keywordmap)は国産の分析ツールです。コンテンツマーケティングに欠かせないSEO対策の分析は、検索キーワードに対してニーズのある語句を重点的に調査。その結果を可視化することで、キーワードの取りこぼしを予防し、コンテンツ制作・修正を支援してくれます。さらにリスティングやディスプレイ広告の広告文やクリエイティブの分析も行います。
競合サイトの調査もできるので、マークしているサイトがあれば調査してみてください。
メインはコンテンツマーケティング支援のため、オーガニック流入数の伸び悩み、コンテンツ制作の設計がうまくいかないと感じているサイトにおすすめです。ビッグデータ活用の最先端分析を行う株式会社CINCが提供しているので、膨大なキーワードのデータを抽出し、よりユーザーニーズに応えた制度の高いコンテンツができるでしょう。
詳細は問い合わせください。
⑤SEO対策を総合的にサポート「Market Engine」
コンテンツマーケティングの中でも重要なSEO対策。そのSEO対策に特化した効果測定を行う「Market Engine」。自社サイトはもちろん競合のSEO状況(検索順位など)の収集。Webサイト立ち上げ時に紐づけたGoogle Analyticsと Search Consoleを一元管理でき、モニタリングができます。
また、SEOの改善にあたりタスク管理機能もあり、このツールをプラットフォームとして施策の進捗管理ができます。サービスの提供元はキーワードマップと同じく株式会社CINCのため、膨大なビッグデータを元にキーワード検索結果やアルゴリズムに関するレポート生成でSEO対策をサポートしてくれます。
詳細は問い合わせください。
⑥マーケティング全般を管理「アドエビス」
アドエビス(AD EBiS)は国産の“マーケティングの効果測定ツール”です。新規顧客の獲得の領域を得意とし、計測→分析→活用のプロセスを総合的にサポートしてくれます。
Web広告全般、SEO、LP、メルマガなど集客に関するコンテンツや広告を最適化するためのツールなので、コンテンツマーケティング・広告の施策を広範囲で行っている会社に向いています。
施策の進捗をリアルタイムで管理し、成果の比較、改善後の効果検証までPDCAを回せるよう分析機能が充実しています。また、期間別集計やコストアロケーション分析で費用対効果を算出してくれるなど、様々な観点から施策の調査を行えるでしょう。
KPIやCVなどの目標数値を自社サイトに合わせてカスタマイズできるので、目標の進捗レポートもすぐ確認、メールでメンバーに共有できます。
マーケティングの効果測定ツールとして多機能な面があるので、SEM、SEO、LPOなどある程度知識がある人物の利用が想定されていると思われます。
- ライト:~50,000 クリック数/月
- スタンダード:~400,000 クリック数/月 ~3,000,000 PV数/月
- 個別お見積り:400,001~ クリック数/月 3,000,001~ PV数/月
まとめ
コンテンツマーケティングは、Google検索エンジンに対するSEO対策。見込み客に対しては、商品購入や資料請求、問い合わせなどCVにつながる行動を後押しする誘導が必要です。取得できる情報や数字は多いもののそれをどう生かすか、どのような数字を掛け合わせて仮説を立てるかなどマーケティング担当者が一人で行うには限界があります。レポート自動生成や効果分析ツールを使って、少しでもマーケティング施策を円滑に、かつ効率的に進めてはいかがでしょうか。
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